GIS

SIMA をシェープファイルに変換する Python スクリプトを書いた

測量データ共通フォーマット SIMA の通称 JPGIS 版をシェープファイルに変換できるスクリプトを書きました。 jsima2shp.py 使い方 git で取ってきて python スクリプトを走らせれば変換できますが、シェープファイルを書き込むために別のリポジトリを参照し…

SIMA を GeoJSON に変換する npm パッケージを公開しました

測量データ共通フォーマット SIMA の通称 CSV 版を GeoJSON ファイルに変換できるスクリプトを npm のパッケージとして公開しました。ソースは GitHub に置いてあります。 使い方 インストールは npm から簡単にできます。 # sudo npm i -g sima2geojson SIM…

QGIS の QTiles プラグインを使えるようにした話

タイルサーバーの画像を拾ってきて結合して使いたかったのですが、 QGIS の QMetaTile プラグインは動かないし、 QTiles は一覧にないし…だったので QTiles を Github から取ってきて使えるようにしてみました。 環境は Windows 7 x64 で QGIS 2.16.3 を使っ…

debian に Tomcat の Geoserver をセットする

ようやく Tomcat で Geoserver を動かすことができたのでメモ。 本番環境では debian に直接設定する予定ですが、今回はテスト用にコンテナを用意しました。 インストール作業を行った debian は docker コンテナの debian 8.3 になります。 コンテナの 80 …

Ruby で SQLite のデータベースを作成してジオメトリを突っ込む

Ruby で SpatiaLite を作成します。 gem で sqlite3 を入れるのと、システムに SpatiaLite のパッケージを入れるのを忘れずに。 #!/usr/bin/env ruby require 'sqlite3' sqlitefile = "test.sqlite" db = SQLite3::Database.new(sqlitefile) db.enable_load_…

OpenStreetMap のデータを QGIS で加工して幸せな駅メモ!生活を送る

この記事は FOSS4G 二個目だよ Advent Calendar 2015 の7日目かつ OpenStreetMap Advent Calendar 2015 の7日目の記事です。 ライトな感じで行きます。 駅メモ! とは Android/iOS 向けの位置情報連動型ゲームで、「でんこ」というキャラクターとスマートフォ…

Tilemill を使ってベクトルデータをタイルに変換する

GUI じゃなくて CUI を使います。 メイン PC は Core i7 だけど他の作業に影響でないようにサーバで実行したかっただけです。 下記のサイトを参考にしました。 今回実行した環境は debian 8.2 の上で実行させた Ubuntu 14.04.3 LTS の docker コンテナです。…

nginx で地理院地図のタイルキャッシュサーバを build する Dockerfile を書いた

以前キャッシュ用のサーバを作成したのですが、 Docker で動かせる様に Dockerfile を書きました。 zoar/gsicache 以前の記事はコチラ nginx で地理院地図のタイルキャッシュサーバを作成した時のメモ - えぢた 2.2 @k_zoark-side.hatenablog.jp

自宅から QGIS HackFest Tokyo 2015 にちょっとだけ参加した

GIS

8月1日に東京大学駒場リサーチキャンパスで QGIS HackFest Tokyo 2015 が開催されました。 QGIS HackFest Tokyoは、地理情報をこね回したいすべてのかたを歓迎します。 ~ QGIS HackFest Tokyo 2015 ~ 「Hack」と名が付いていますが、 QGIS を触ってみたい…

タイルやWMSをキャッシュするサーバを立てる

python で作られた TileCache というものがあったので WMS のキャッシュサーバを立ててみました。 例によって debian 8.1 上に docker で debian 8.1 のコンテナを作成しました。 今回は dockerfile を作成してみたので Github のリポジトリから持ってくると…

OpenStreetMap 埼玉リージョンの切り抜き実験

GEOFABRIK の日本リージョンから japan-latest.osm.pbf をダウンロードして 埼玉県の部分だけを切り抜くスクリプトを作成し、毎朝実行しています。 GEOFABRIK で日本リージョンが地域ごとにダウンロードできるようになったので関東リージョンから kanto-late…

GeoJSON のポリゴン面積を求める Ruby スクリプトを書いてみた

QGIS で操作すればできますが、JSON の扱いに慣れてみるのも一興と思って書いてみました。 ちなみに、世界測地2000の平面直角座標以外は計算できないので弾いています。 任意座標でも計算できますが、それそもそも GeoJSON としてどうよって感じなので扱わな…

uMap を使ってブログの記事の場所をプロットした

GIS

uMap は OpenStreetMap を背景として、サイト埋め込み用の地図を作ることができるサービスです。 今日知りました。 使う為には OpenStreetMap / Bitbucket / Github / Twitter のいずれかのアカウントを使ってログインする必要があります。 ログイン後に「マ…

csv2geojson.js でエラーとして出力された JSON を GeoJSON に変換する

node.js のパッケージとして csv2geojson が公開されています。 コマンドイッパツで CSV や TSV を GeoJSON にしてくれる優れものです。 $ npm install -g csv2geojson $ csv2geojson geodata.csv > geodata.geojson 非常に便利なのですが、変換できる位置情…

nginx で地理院地図のタイルキャッシュサーバを作成した時のメモ

QGIS の背景図や GeoServer のテストで地理院地図によくアクセスするので、直接アクセスするよりタイルをキャッシュさせておいた方が地理院のサーバに負荷がかからないのかなーと思って立ててみました。 城好きweb プログラマーの生態メモ nginx + proxy cac…

OpenStreetMap のデータから任意のエリアを抜き出した時のメモ その2

先日のOpenStreetMap のデータから任意のエリアを抜き出した時のメモを読んでくださった識者の方から、 ogr2ogr だけでも切り出せるよという情報を頂いたのでやってみました。 こっちの方が圧倒的に簡単で早く済みます。 シェープファイルのダウンロードは終…

OpenStreetMap のデータから任意のエリアを抜き出した時のメモ

ちょっと川越市内の道路網が欲しかったので OpenStreetMap のデータを使うことにしました。 最初は日本のデータから必要な部分を QGIS で切り出したかったのですが、半日かかっても終わらないので PostGIS で処理してみた時のメモです。 もっと楽な方法ない…

debian で SpatiaLite をコンパイルしてみた話

本当にコンパイルしてみただけの話です。 その時の作業メモ。 docker 上の debian 7.8 で作業しています。 まずは build-essential を入れます。 $ apt-get install build-essential -y 作業は ~/src で行っています。 SQLite をビルドします。 $ wget http:…

SIMA to ... Webサイトを KML への変換も行うように改修

先日作成した SIMA to ... を少し改修しました。 SIMA を GeoJSON に変換する Webサイト - えぢた 2.2 @k_zoar 改修内容は、GeoJSON だけではなく KML の出力を行うようにしたことです。 さらに、KML では投影系を指定できないようなので、 Proj4.js を使っ…

Ruby で SIMA ファイルを GeoJSON に変換する

測量データ共通フォーマット SIMA ファイル(CSV 版)を PC-MAPPING に読み込んでシェープファイルに吐き出して QGIS で表示するのが面倒過ぎたので GeoJSON に変換する Ruby スクリプトを書き始めました。 コマンドから変換してやれば PC-MAPPING での GUI 操…

Leaflet で表示している WMS レイヤーをクリックして情報をポップアップさせる

OpenLayers だと簡単にできるんでしょうか。 今回は Leaflet と GeoServer の組み合わせで、属性を持った WMS レイヤーを表示し、 WMS レイヤーに表示されたフィーチャーをクリックすることで属性を表示する方法のメモです。 まぁ、ぶっちゃけ Github Gist …

debianにpgRoutingをインストールしたメモ

debianにpgRoutingをインストールした際のメモです。 Ubuntu用のリポジトリにあるpgRoutingはPostgreSQL 9.3をターゲットにしていますが、debianのPostgreSQLは9.1だったのでpgRoutingを自分でビルドしています。 整理してないので見にくいと思いますが気に…

pgRoutingでセールスマン巡回問題を解決したかった

PC-MAPPINGの機能でもできるわけですが、PC-MAPPINGは会社でないと使えないのでFOSS4Gツールを使って順路検索をしようとしました。今回はUbuntu Server 14.04.1上にPostgreSQL、PostGIS、pgRoutingを入れてOSMデータを解析する形です。osm2pgroutingの実行で…

地理院地図で現在地を取得する

地理院地図でクリックされた位置の緯度経度を取得する - えぢた 2.2 @k_zoarと地理院地図で地図のズームレベルを取得する - えぢた 2.2 @k_zoarの続き。 ジオコーディングはGoogleを使わない方法が大変そうなので後回しにすることにしました。今回はHTML5のG…

地理院地図で地図のズームレベルを取得する

マネっこ第二弾。 GoogleMapでクリックされた位置を取得する - なか日記に続いてGoogleMapで地図の倍率を取得する - なか日記を参考に地図のズームレベルを取得してみました。 なお、その間にGoogleMapで住所などから位置を取得して表示する - なか日記とい…

地理院地図でクリックされた位置の緯度経度を取得する

GoogleMapでクリックされた位置を取得する - なか日記を見て自分でできるかいなと思い、OpenLayersで地理院地図を表示してやってみました。 画面 コードサンプル <html> <head> <title>クリックされた位置を取得する</title> <meta name="viewport" content="initial-scale=1.0, user-scalable=no" /> <meta charset="utf-8" /> <style> html, body, #map { height: 500px; width: 500px; …</meta></meta></head></html>

品質評価について

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ア(ry ツッコミはお手柔らかに。公共測量的空間データは製品仕様書という空間データ作成等における設計図があって、作成されたデータを製品仕様書と比較してどの程度正しいかを評価する品質評価がある。 品質評価には大きく5種類の品質要素が存在し、それぞ…

空間解析について

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今回列挙された空間解析について。ググると他にも解析機能があったりするので、一例として捉えておく必要があります。 ご指摘歓迎。 空間検索 図形と属性が紐づいていることを利用して、属性にクエリを投げて図形を探したり、図形を指定して紐づいている属性…

GIS導入失敗の原因について

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アウ(ry結局目標やビジョンを明確に打ち出さないと保守的な勢力に負けてしまうということ。 ビジョンの欠如 導入のリーダーが目的や目標を明確に持っていない。 明確なビジョンなしには予算のとりつけもままならない。 長期計画の欠如 導入プロジェクトは息…

GIS導入成功の秘訣について

GIS

アウトプッ(ry データ入力 既存データが増えてきたがデータの仕様を十分につめ、既存データとの整合を図る。 データ作成には思いのほか費用がかかることに注意する。 データベースの維持管理 データの品質を維持するために、更新をどのように行うかを考えて…