OpenStreetMap 埼玉リージョンの切り抜き実験

GEOFABRIK の日本リージョンから japan-latest.osm.pbf をダウンロードして 埼玉県の部分だけを切り抜くスクリプトを作成し、毎朝実行しています。 GEOFABRIK で日本リージョンが地域ごとにダウンロードできるようになったので関東リージョンから kanto-latest.osm.pbf をdownロースるようにスクリプトを変更しました。

自分で使うためのものでもありますが、意図せず破壊されてしまったリレーションの修復などに過去のデータが役立ったりするらしいので、bzip2 で圧縮したファイルをレンタルサーバにアップロードしていきます。

OpenStreetMap 埼玉リージョン

レンタルサーバはさくらのレンタルサーバにしました、ライトプランで契約しています。

切り出しは osmosis を利用していて、実行されるコマンドは下記のようなものです。
関東リージョンからダウンロードするようにしたため、以前 japan-latest.osm.pbf だった部分が kanto-latest.osm.pbf になっています。

$ osmosis --read-pbf file="kanto-latest.osm.pbf" --bounding-polygon file="saitama.poly" --write-xml file="saitama.osm"

エリアを指定する saitama.poly は埼玉県の県境をトレースした後、ポリゴン化して少しバッファを作った GeoJSON を poly ファイルにしたものです。
WGS84(EPSG 4326)で単一ポリゴンの GeoJSON を次のような Ruby スクリプトに掛けて poly ファイルを作成しました。

ライセンスはもちろん OpenStreetMap のライセンスのままなのでダウンロードして使っていただくことに問題はありません。