NEW XPS 13(9370) こんな風に使いました

DELL XPS体験モニターとして届いた NEW XPS 13(9370) について、どの様につ買っていたかを書いていきます。 このポストは DELL アンバサダーへの参加記事です。

用途概略

こんな感じの作業をしていました。

  • 翻訳・記事作成作業
  • 地図のマッピング
  • マインクラフト
  • Web サイト編集

翻訳・記事作成作業

Chrome ブラウザと Visual Studio Code をインストールしてブラウザ上で記事の作成作業をしていました。
メインの英語の概略記事、関連するリンク先のウェブサイト複数、翻訳用タブを開いた上で実際に記事を作成する VS Code を開いての作業です。

タブを開けば開くほどメモリを使う Chrome で40~50タブ開いていましたがメインメモリの大きさと SSD の性能もあってか反応が悪くなった印象はありません。もっとガンガンにタブを開いてブラウズしている方もいると思います。ページによっては通常の表示だけでなく Google のページ翻訳をかけた状態です。さらに他の作業をしている時もそうですが、TweetDeckは常に開きっぱなしです。
ディスプレイサイズは13インチということでそれほど大きな画面ではありませんが、高精細であるため複数のウィンドウを並べて表示しても問題無く作業できます。

英語の記事から文章を選択して翻訳ページにコピペする作業を含めタッチパッドを使いましたが感度のいいタッチパッドのため細かい操作も拾ってくれるので快適に作業ができました。

さて、単語を翻訳してくれた日本語から基本語記事を組み立てたり、このモニターの前半記事の文章を書くなどは VS Code で行っていました。
前半の記事でも紹介しましたが軽量化された本体とは思えないほど安定感があり、キーにほどよい反発感(?)があるためか文字の入力作業は快適でした。そこそこの文章量を打ったつもりですが入力しにくいなと思う場面は出てきませんでしたね。

地図のマッピング

OpenStreetMap 用地図エディタの JOSM とそれを動かすために必要な Java をインストールして地図の編集を行いました。概ね CAD の編集操作のようなものです。
ここではさすがにタッチパッドでの編集は難しく、マウスを使うことにしました。最も、この高感度タッチパッドであれば使い込む中でちょっとした CAD 操作はできるようになるのではないかと思うほど使い勝手のいいものです。ThinkPadトラックポイントで CAD 編集をしていた時期を思い出せそうでした。

ここでは森林のポリゴンにあるエラーを修正するために1万点前後のポイントを持ったポリゴンをダウンロードしてきて操作しますが、反応は快適なままで編集を終えることができます。

マインクラフト

以前は GPU を搭載したパソコンでないと快適なプレイができなかったマインクラフトですが、グラフィック性能の向上もあって拡張機能を追加しないいわゆるバニラ環境(動作を軽くさせる軽量化の拡張も使いませんでした)では CPU に載っているグラフィックでも十分で、特に今回は Core i7-8550U が持つ UHD グラフィックス 620 が強力なこともあって描画領域を少しくらい広げても快適なプレイが可能です。

動きのあるオブジェクトが増えてくると CPU ファンが回り始め、本体下部などの排気口から体感できる排熱が起こります。本体にアルミが使われていることもあり、排熱性能は高そうです。

ここでもさすがにマウスを使いました。

Web サイト編集

jekyll を使った Web サイトの編集を行いました。ここでは Windows Subsystem for Linux を入れて debian に rbenv で Ruby を入れて Windows 側の VS Code で内容を編集します。

まず rbenv で Ruby をインストールするときに Ruby をビルドしますが、さすが Core i7 のマシンだけあって短時間でビルドできました。
サイトの編集でファイルに変更があるとサイトのビルドをやり直すようにオプションを付けていますが、これくらいの作業であれば一瞬でサイトがビルドされるのですぐに内容を確認できて非常に快適です。

記事の作成と同じようにキータイプの多い作業です。記事の作成と同様安定感のある本体と打ちやすいキーボードが活きました。
VS Code の他に WSL のコンソール、PowerShell のコンソール、Chrome のウィンドウ、Chromeデベロッパツールを開いています。さすがに一度に全部を表示させることはできませんが、ここでも感度の良いタッチパッドのおかげで切り替えもスムーズに行え、編集は苦にならずに済みました。

今回の機種はキーボード面がカーボン仕様になっていてとてもカッコイイです。

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カーボン仕様のキーボード面

まとめ

高性能な部品を使うことは他のパソコンでも可能ですが、キーボードのタイプ感や本体の安定感を出すための設計、その上で薄型軽量で丈夫というのはなかなかある機種ではありません。
メモリも8GBが上限になっている残念なノートパソコンが多い中、コンパクトタイプにもかかわらず16GBを積めるようになっているのは素晴らしいです。

本体が丈夫ということはそのままカバンに詰め込んで出かけても心配が少ないということですね。

処理性能と携帯性の両方を満足させる機種だと思います。