プロ生勉強会第27回品川 #pronama に参加してきました。

12月21日に開催されたプログラミング生放送勉強会 第27回@品川に参加しました。
プログラマじゃないしどうしようかなーと思っていたのですが、定員より少し余裕があったようなので参加登録しました。

サイボウズLiveが協賛していたようです。

Introdacution to Kinect vNext

来年発売されるという Kinect2 for Windows の早期提供プログラムを利用した @_hatsune さんのセッション。
初代 Kinect と比べて Kinect2 は解像度が上がったり、複数アプリから繋げられたりなど着実にレベルアップしているようです。
諸処の性能向上により要求するハードウェアスペックも高くなっているので得られる情報をスムースに解析するには相応のパソコンが必要になるようです。


向上した機能の実演をいくつかされて、センサー系デモに潜む魔物(=デモ本番でうまくいかない)なども披露されました。
パソコンへの入力機器が性能向上するとパソコンの利用範囲はもっと広がりそうですね。
なお、センサー系デモに潜む魔物さんもおりましたが、今回使用された機器や SDK はあくまで早期提供プログラムの中で安定性や機能向上を行っている途上のものなので製品版として発表される頃にはそういったトラブルは劇的に減っているはずです。

ようこそ 2.5 次元の世界へ 〜 Oculus Rift で体感する仮想現実

ヘッドマウントディスプレイの Oculus Rift を利用した @kirin_nico さんのセッション。
通常の HMD と違い、立体視が可能でヘッドトラッキングセンサーまで搭載しているようです。
人間の視野角よりも狭め、通常の HMD よりも広い映像を表示できるそうです。人間の視野角よりも狭いものの、人間が視覚で捕らえていて正常に注視できる広さはもっていること、センサーで首の向きに追従して画像が動くので映像にかなり没入できるとのこと。
HMD 側で立体視処理をするのではなく、内蔵されたモニターの表示をソフトウェア的に左右に分けて立体視を実現していました。目から近距離のレンズを使用して左右の象を見せるため、それぞれの象はあらかじめレンズの歪みの逆に歪めておかないといけないようです。レンズには数種類あり、視力に合せてレンズを変えることで幅広く視力に対応しています。小さいものであればメガネを着用しても使える可能性があるそうです。


C++API や Unity の API などが用意されているようですが、利用者は Unity を使うことが多いとのこと。ただし Unity で開発したものは Pro ライセンス(16万円くらい)がないと配布できないらしいです。
没入感が大きいだけに、ソフトウェアの作りによっては 3D 酔いが出やすいので開発の際はよく注意しておくことが必要なんだそうです。


Kinect2 と Oculus Rift で AR 的なものが作れるかもしれませんね。

OS を作ろう!

OS の自作に向けた低レイヤー大好き @kawa1128 さんのセッション。
アプリケーションソフトウェアの和訳について、応用ソフトウェアはわかるけど、 OS を基本ソフトウェアっていうのはちょっと違和感あるよねとか。そもそも OS はハードウェアの抽象化のために作られ、現在では仮想マシンのさらに上に OS が動いていたりするので OS と仮想マシンの境界線は…とか。
OS を作ってみたい人集まれ!とのことだったので興味のある方はご連絡を。
スライド

スカイププログラミング勉強会

Skype を利用したプログラミング勉強会スカゼミ!を主催する @skypeprogrammin さんのセッション。
Skype の複数人接続を利用してプログラミング勉強会をされているそうです。プログラミング勉強会からスタートしたものの、プログラミング以外の部分についてもチームができている模様で、これからますます広がっていくかもしれません。

スカゼミの目的にはもちろん、世界中の人々の学習効率を上げることもあるんですが、ニート、引きこもり、SNEPの人に生き生きと活躍できる場と職業能力を提供できるようになりたい。

http://skypeseminars.hatenablog.com/entry/2013/12/23/021448

野望はいわゆる勉強会の枠を超えておられるようです。

LT

さらにいくつかのライトニングトークが展開されました。
各セッションよりもちょっと(大分?)方の力を抜いて聞ける内容多数。

全体を通じて

久しぶりに勉強会に参加した気がします。
会場や雰囲気から Windows 系なのかなーと思っていました。確かに Windows 系は多いものの他を排除する空気はなかったので興味のある方は参加してみると面白いと思います。普通に Mac を持ち込んでいる方も多数いらっしゃいました。
参加費はかかりますが、スタッフの方の動きやおやつ、グッズ配布、発表されるセッションの内容を考えれば安いものです。というかこの金額で結構赤字なんじゃないか心配になるレベル。


面白い話は聞けたし、いろいろな方からモチベーションをもらって帰れました。


以下写真など


おやつのケーキ

切り分けて配布されました。


頂いたグッズ類


こちらは参加登録時に購入を希望したストラップ

最後に

プロ生ちゃんマジ天使!