メモリとSSDの購入

ThinkPad X60sをスペックアップするために2GBのメモリとSSDを購入。

元々あった1GBメモリと併せて3GBのメモリになりました。ディスクは160GBから60GBへ半分以下になっています。

160GB HDDの時はWindowsXPUbuntuデュアルブートだったのですが、Ubuntu 10.04 LTSをメインにして、あまり起動させないWindowsXPは思い切って仮想マシンにすることにしました。
以前にも仮想マシンWindowsXPを動かしましたが、メモリ不足とディスクアクセスの遅さに使うのをやめていました。今回はメモリ増加とディスク性能の向上で通常使う分には不満ないところまで使えます。
とはいえディスク容量が少ないのでMS Office等インストールするアプリは極力使わないオプションを外して、フォルダにも圧縮をかけている状態です。

さて、ThinkPadを使っているので、トラックポイントのセンタースクロールを使いたいのですが、Ubuntuデフォルトではスクロールになりません。
とりあえずUbuntu 10.04 LTSでは次の作業をすることでトラックポイントのセンタースクロールが可能になりました。

# sudo touch /usr/lib/X11/xorg.conf.d/20-thinkpad.conf
# sudo nano -w /usr/lib/X11/xorg.conf.d/20-thinkpad.conf

内容はこんな感じ。

Section "InputClass"
    Identifier "Trackpoint Wheel Emulation"
    MatchProduct "TrackPoint"
    MatchDevicePath "/dev/input/event*"
    Driver "evdev"
    Option "EmulateWheel" "true"
    Option "EmulateWheelButton" "2"
    Option "Emulate3Buttons" "false"
    Option "XAxisMapping" "6 7"
    Option "YAxisMapping" "4 5"
EndSection

これでXを再起動させれば大丈夫なはずです。

なお、SSDのライティング性能ですがDDコマンドでシーケンシャルライトを試したところ。160GB HDDは大体34.7MB/s、SSDにした後は大体140MB/sとかなり高速に書き込めます。
もともとUbuntu 10.04は起動が早いのであまり実感できませんが、アプリの起動や仮想マシンの起動はかなり早く感じます。
いいですね、SSD

100GBクラスのディスクに慣れてしまったので60GBはちょっと手狭でした。仮想マシンを使うつもりならもっと大きなディスクを買った方がよさそうです。

ちょっと補足

今回購入したSSDですが、コネクタ位置が若干違うらしく、HDDマウンタや緩衝用のゴムをつけて差そうとしてもささりませんでした。とりあえず振動は大丈夫だろうということでゴムを外して繋いでいますが、何らかの方法で固定してあげないとコネクタの劣化が早いかもしれませんね。