Linuxでシリアルコンソール接続をする
LinuxとLinuxをシリアルコンソール接続してリモートログインをするためのメモ。
今回は自作ファイルサーバから玄箱Proにシリアル接続をする。玄箱Proからは玄人志向から出ている純正(?)のシリアルケーブルを出してUSBでファイルサーバに結線してある。ちなみにOSはどちらもDebian。
以前はscreenで接続していたけれど、今回はkermitを使用する。
玄箱Proはほっといてもシリアルコンソール接続の設定ができているのでそっちは無視。クライアントとなるファイルサーバにさえ設定を施せばいい。
# apt-get install ckermit
これでソフトウェアは入ってくる。インストールが終わったらkermitを起動して設定をする。
# kermit set line /dev/ttyUSB0 set speed 115200 set stop-bits 1 set flow-control none set parity none set carrier-watch off
シリアルケーブルがUSBに接続されているので接続先は/dev/ttyUSB0、その他は一般的に玄箱Proに接続する際の値をセットしておく。セットが終わってからkermitコンソールでconnectコマンドを実行するとシリアルコンソール接続ができる。
接続しているシリアルコンソールから抜ける際は「Ctrl+\」に続いて「c」で抜けることができる。
kermitの設定値は./.kermrcを作成して保存しておけばkermit起動時に初期値として読み込まれるのですぐにconnectコマンドで接続できるようになる。
# touch ./.kermrc # nano -w ./.kermrc set line /dev/ttyUSB0 set speed 115200 set stop-bits 1 set flow-control none set parity none set carrier-watch off
シリアルで接続するIX2015もscreenではなくkermitで設定できるようになるはず。