ConoHa の旧 VPS から新 VPS に移行した
そろそろ旧 VPS のクーポンが枯渇するのでいい機会(?)と思って新 VPS に移行させてみました。
参考にしたサイト
ConoHa 使ってるのにさくナレなから情報を見てるのは気にしない方向で。
スペックの確認
旧 VPS では一番安いプランで使用していました。OS は CentOS 6.7 x86_64 でした。
CPU は仮想2コア、メモリは1GB、ディスクは 20GB +80GB でしたが、80GB 分はマウントせずに使っていました。
ディスクの使用状況は次の様な感じ。
Size | Used | Avail | Use% | Mounted on |
---|---|---|---|---|
18G | 11G | 5.6G | 67% | / |
新 VPS でも一番安いプランを使用します。
CPUが仮想2コア、メモリは 1GB、ディスクは 50GB。
rsync でコピーできるように OS は同じ CentOS 6.7 x86_64 をインストールします。
ConoHa でSSH キーの作成もしておきます。
新 VPS の設定
まずは更新しておきます。
# yum -y update
/etc/ssh/sshd_config を編集してポートの変更と鍵認証を有効にします。
Port 15022
# service sshd restart # iptables -A INPUT -p tcp --dport 15022 -j ACCEPT
旧 VPS の操作
root の .ssh に ConoHa のシークレットキーを登録しておきます。
vi でファイルを作成して SSH クライアントでキーの中身を貼り付けました。
$ sudo -i # vi ~/.ssh/newconoha
双方の VPS に rsync がある事を確認して転送を開始します。
rsync -avzHAX \ --delete \ --exclude /boot/ \ --exclude /dev/ \ --exclude /proc/ \ --exclude /sys/ \ --exclude /var/run/ \ --exclude /var/lock/ \ --exclude ifcfg* \ --exclude ssh_host_* \ --exclude fstab \ --exclude /data \ --block-size=4096 \ -e "ssh -p 15022 -i /root/.ssh/newconoha" \ / XXX.XXX.XXX.XXX:/
/data
は諸般の事情により作成してあった適当なディレクトリで不要なものなので --exclude
に追加してあります。
仕上げ 新 VPS 側
そのままでは NIC に付けられる名前が eth1 になってしまうので 70-persistent-net.rules
をどっかに移しておきます。
# mv /etc/udev/rules.d/70-persistent-net.rules /tmp/
# service httpd start
で Apache が起動しませんでした。
原因は /var/run/httpd
がないことっぽいので作成します。
# mkdir /var/run/httpd # chown root:apache /var/run/httpd/ # service httpd start
でOKでした。
新しい VPS への接続を確認できたら MyDNS に登録している IP アドレスを変更して古い VPS をシャットダウンしておしまいです。
データが大きくなかったので意外と早く移行できましたね。