Xperia Z3 Compact は「買い」の端末

この記事の Xperia Z3 CompactXperia アンバサダープログラムのモニター企画でお借りしたものです。

特にスマホを片手で使用することが多い方は「買い」だと思ったこの Xperia Z3 Compact 、実は Z3 ではなくコチラがフラッグシップ機なのではないかと思う機種でした。
ただし、スマホを両手で使う場合には Z3 で決まりです。

丁度良いサイズ感

Z3 Compact は端末の幅がおよそ65mm、約4.6インチのディスプレイを持っています。
これが片手で使うには丁度良い。概ね片手で届く範囲にタップ位置があります。
使い始めた時は若干大きい感じがしていましたが、iPhone5 の感覚で使っていたので大きく感じていただけでした。

バッテリー持ちも満足

GPS と多数のエフェクトで端末の CPU とバッテリーを痛めつけると噂の ingress をプレイしていても急激なバッテリー残量の低下はありません。
よっぽど連続して ingress をプレイしなければ1日充分にバッテリーが持ちます。
100%充電状態から1日使って概ね50%は残っている感じです。
さらに Z3 Compact には STAMINA モードとさらに省電力化できる Ulutra STAMINA モードがあり、まだバッテリー持ちの延びしろがあります。
このサイズで安心できるバッテリーの持ちを実現したのはすごいと思います。

ハイエンド志向のスペック

Z3 と Z3 Compact の違いはいくつかありますが、メモリ、ストレージ、ディスプレイ解像度あたりが重要そうなポイントでしょうか。

Z3 Z3C
メモリ 3GB 2GB
ストレージ 32GB 16GB
解像度 FHD HD

メモリの違いがはっきりわかる使い方をすることは希なんじゃないかなーと思います。使っている範囲では 2GB で足りないと感じることはありません。
ストレージは 16GB では少なく感じることがあるかもしれませんが、microSD やオンラインストレージを活用することでカバーできそうです。 解像度についてはイマドキ HD かよと思うかもしれません。しかし Z3/Z3 Compact ではディスプレイの色域が広く、Z3 Compact はディスプレイが Z3 ほど大きくないことから見比べても解像度の違いに気づける人は少ないんじゃないかなーと思います。

Z3 と比べると見劣りするかもしれませんが、サイズを考えれば数字はハイエンド級であることは違いありません。  

カメラは Z3 と同じこだわりのレンズとセンサー

Z2 よりも画素が増えた上に低背化されて背面がフラットになっています。さらに広角化されてもいるので、写真を撮影するのにコンデジを持ち歩く必要がなくなりそうなカメラです。
通常撮影もそうですが、光源の少ない夜景もかなり綺麗に撮影することができます。

それと、 Z3 ユーザーと話をした時にユーザーですら気づいてなかったのですが Z3/Z3 Compact には 4K ビデオモードがあります。Z3 Compact はこの大きさで 4K のビデオを撮影することができるのです。
まだ 4K を充分に再生できるモニタはないかもしれませんが、今から 4K で残しておけば、再生環境が調ったときに「昔の動画は粗い」と思わずに済みます。

皇居の紅葉やディズニーランドの夜景を撮影しましたが紅葉は鮮やかに、夜景はシャープに撮影することができました。

通常音源も高音質化する再生エンジンを搭載

Sony といえばウォークマンです。最近はウォークマンハイレゾ音源再生をサポートしていますが、Z3/Z3 Compact もハイレゾをサポートしています。
ここまでではハイレゾ対応してすごいねで終わるのですが、Z3/Z3 Compact では DSEE HX と呼ばれる機能で圧縮されて失われた音域などを補完して再生し、高音質にするという機能まで持っています。
これは既に持っている CD から取り込んだ mp3 であってもハイレゾに近づけた音質で聞くことができるということで、ハイレゾの世界を手軽に楽しめる機能になっています。
フロントパネルにステレオスピーカーを持っているのでそのスピーカーから再生しても OK です。

Xperia Z3 Compact のココが不満

本体カラーの設定に青がありません。
ingress の Resistance 陣営として緑を採用して青を採用しなかった本体カラーリングは不満です。
今からでも遅くありません、緑を廃止して青のカラーを出すべきでしょう。

後で写真を追加したり文章を変更するかもしれません。