Android端末をRaspberry Piのモニタにしたい

単純なモニターが良かったのですが、そうもいかないようなのでVNC ServerとVNC Viewerにしました。

動作しているRaspberry PiにVNC Serverを設定します。
今回はtightvncserverです。

# apt-get install tightvncserver

インストールが完了したら起動してみます。

# vncserver :1

初回起動時にVNC接続のためのパスワードを設定するように促されるので適当なパスワードを設定しておきます。
引数として打ち込んだ「:1」はディスプレイナンバーで、vncserverを「-kill」で停止させる時にも使うので忘れないようにします。

続いてvncserverを自動起動するようにします。
スタートアップスクリプトを書いてもいいのですが、面倒そうな雰囲気があったのでcronで起動するようにしました。
debianで動いているcronでは実行時刻を指定する部分で「@reboot」を指定すると起動時にコマンドを実行してくれます。
rootのcronで

@reboot su -c "vncserver :1" - k_zoar

と設定すると起動時に指定のユーザーでvncserverを起動してくれます。

VNC Serverが起動してしまえばGoogle Playから適当なVNC Viewerをインストールして接続すればOkです。

どうしてもネットワークが必要になるので、外出先で使うにはモバイルルーターなどでネットワークを確保しないといけませんね。
で、ネットワークを確保できるならsshでもいいかもしれないというワナが…。