Geoserverをインストールする
MapServerでWMSサーバーを展開しようとしてうまくいかなかった(mapファイルの記述がちゃんとできていない? 真っ白な地図が配信されてしまう)ので別の方法を模索した結果、GeoServerというものがあるということでインストールしてみることにしました。
以下メモ
GeoServerのダウンロードサイトからファイルをダウンロードして展開します。
今回はテストサーバーなのでユーザーのホームのgeosディレクトリに納めて運用することにしました。
# wget http://downloads.sourceforge.net/geoserver/geoserver-2.3.1-bin.zip # unzip geoserver-2.3.1-bin.zip # mv geoserver-2.3.1 geos
RUNNING.txtにインストール方法が書かれています。
Javaが必要らしいのでJavaを入れます。今回のサーバーは64ビット版なのでjre-7u21-linux-x64.tar.gzをダウンロードしてきて展開、環境変数JAVA_HOMEを設定します。
環境変数JAVA_HOMEを設定することで適切なディレクトリに入れるようなインストールする必要はなく、適当に展開してやればいいようです。
# tar zxvf jre-7u21-linux-x64.tar.gz # export JAVA_HOME=$HOME/jre1.7.0_21
インストールが終わったら環境変数GEOSERVER_HOMEを設定する。
# export GEOSERVER_HOME=$HOME/geos
# $GEOSERVER_HOME/bin/startup.sh
適当にメッセージが流れたらサーバーにアクセスしてみます。
http://%サーバーIPアドレス%:8080/geoserver
右上にユーザー名とパスワードの欄があるので、それぞれ「admin」「geoserver」でログインします。
後は適当に「Data」セクションの「Workspaces」にデータを登録してアクセスすれば大丈夫なはずです。
MapServerよりこっちのが準備が簡単だなぁ。
とりあえずデータを$GEOSERVER_HOME/data_dir/data以下に配置しておきます。今回は川越市の基盤地図情報をシェープファイルにしたものを$GEOSERVER_HOME/data_dir/data/shapefilesにコピーしました。
WMSとしてアクセスする場合には
http://%サーバーIPアドレス%:8080/geoserver/wms
とするとアクセスできるようです。
レイヤーを作ってJOSMで見てみましたがやはり真っ白な絵が配信されてきてしまいます。
元から入ってたニューヨークの道路も真っ白配信なのでどこが悪いのかわかりませんねぇ…。