無線LANでネットワーク接続する

有線よりも応用の幅が広がることを期待して無線LANアダプタを使えるよう設定をしました。
使用した無線LANアダプタはWLI-UC-GNMです。安価で試しやすいアダプタですね。

BUFFALO 無線LAN子機 コンパクトモデル 11n技術・11g/b対応 WLI-UC-GNM

BUFFALO 無線LAN子機 コンパクトモデル 11n技術・11g/b対応 WLI-UC-GNM

最初はD250の無線LANが利用できなくなったので代わりに使う用に買ったものです。

Rapsberry PiのUSBコネクタにWLI-UC-GNMを指して無線ネットワークを掴むか確認してみます。

# iwlist wlan0 scanning

次に/etc/network/interfacesに直接無線LAN情報を書き込んでネットワークに参加できるか確認します。
ちなみに、無線LANの暗号化はWPA-PSKのAESです。

auto wlan0
iface wlan0 inet dhcp
    wpa-ssid %ESSID%
    wpa-psk %パスワード%

ここで接続できたらパスワードが見られないようにして本格的に設定をします。
まずは/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.confを作成して編集します。

# wpa_passphrase %ESSID% %パスワード% > /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf

出来上がったファイルを少々編集

network={                                                                       
        ssid="%ESSID%"
        #psk="パスワード"
        psk=4bff23a4113ab642657e8e3ebd2af1ce19463122c99ca0059363afcfa4b42e71
 key_mgmt=WPA-PSK ←追記
 proto=WPA ←追記
 pairwise=CCMP ←追記
 group=CCMP ←追記
}

終わったら/etc/network/interfacesのwlan0の部分を編集します。

auto wlan0
allow-hotplug wlan0
   iface wlan0 inet static
   address 192.168.X.19
   network 192.168.X.0
   netmask 255.255.255.0
   broadcast 192.168.X.255
   gateway 192.168.X.1
   dns-nameserver 192.168.X.1
   wpa-conf /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf

これで有線LANケーブルを外して無線LAN側から固定IPで接続できるようになりました。

Linuxコマンドライン操作で無線LAN接続できたのは初めてかもしれない。
次はRapsberry PiにGPSアンテナを接続して測位してみたいですね。