EXIM4の他にssmtpをインストールする

debian 7.6の環境でEXIM4を削除してssmtpを使おうとしたのですが、外部へのメール送信はともかくcronの結果が送られてこなくなるなどうまく設定ができなかったのでEXIM4を活かしたままssmtpをインストールしました。

debianのssmtpソースが置いてあるページからソースを取得してビルドしています。

EXIM4をちゃんと設定できるようにしろとかssmtpだけでも動くようにちゃんと設定しろというお言葉はごもっともなので慎んで頂いておきます。

以下設定メモ

ビルドに必要なパッケージをインストールします。

# apt-get install build-essential libssl-dev

ホームディレクトリにソースを配置するためのディレクトリを作成してソースを落としてきます。

$ mkdir src
$ cd src
$ wget http://ftp.de.debian.org/debian/pool/main/s/ssmtp/ssmtp_2.64.orig.tar.bz2
$ tar xvf ssmtp_2.64.orig.tar.bz2
$ cd ssmtp/

ホームディレクトリにプレフィックスさせ、sslを使う設定でconfigureを実行します。

$ ./configure --prefix=/home/k-zoar --enable-ssl
$ make install

make installが完了するとホームディレクトリにsbinやetcディレクトリが作成され、その中に設定ファイルなどが配置されます。
簡単にssmtpの設定ファイルを編集します。
ここではローカルから契約しているプロバイダへ送信する設定を行いました。

$ vi ~/etc/ssmtp/ssmtp.conf
FromLineOverride=YES
mailhub=%SMTPサーバーアドレス%:%ポート%
AuthUser=%SMTPユーザー名%
AuthPass=%SMTPパスワード%
AuthMethod=LOGIN
UseTLS=YES
UseSTARTTLS=YES

適当にメールを作成して送信してみます。

$ touch mail.txt
$ vi mail.txt
To:%送信先メールアドレス%
From:%送信元メールアドレス%
Subject:From sSMTP
It's Test Mail

内容が作成できたらテスト送信

~/sbin/ssmtp -t < mail.txt

EXIM4がちゃんと動いているかの確認もしておきます。

$ vi mail.txt
To:root
From:k-zoar
Subject:From exim4
It's Test Mail
$ /usr/sbin/sendmail -t < mail.txt

sudo su -とかしてrootでメールを読めればOKです。
これでssmtpのインストールは完了です。