Office 365のProPlusをダウンロードする

ThinkPad X200でOffice Professional Plus for Office 365をインストールしようとしたところ、Office 365で提供される Setup.X86.ja-jp_O365SmallBusPremRetail_18e4c54c-d7d8-4682-8cda-a85df0e1ea6d_TX_PR_.exe がエラーを起こしてインストールをすることができませんでした。
そこで、Office Professional Plus for Office 365をダウンロードして実行することにしました。
ただし、この方法でインストールできたのはプレビュー版になってしまい。Office 365のアカウントでサインインしても正規版として使用できなかったので、一つ前のWindowsUpdateの際に作成されたシステムの復元を行ったところ、Setup.X86.ja-jp_O365SmallBusPremRetail_18e4c54c-d7d8-4682-8cda-a85df0e1ea6d_TX_PR_.exeでのインストールができました。


以下、参考に。
詳しい方法はOffice 展開ツールを使用して Office 365 クイック実行製品をダウンロードするに記載されています。
まずは展開用のsetup.exeをMicrosoft Download Center (英語)からダウンロードします。
続いて、ダウンロードするOfficeを指定するためのXMLファイル Configuration.xml を作成します。内容は下記のとおり。

<Configuration>
   <Add SourcePath="\\ML110G4\public\tmp" OfficeClientEdition="32">
    <Product ID="O365ProPlusRetail" >
     <Language ID="ja-jp" />
    </Product>
   </Add>
</Configuration>

内容はダウンロード先をSourcePathで\\ML110G4\public\tmpを指定し。ダウンロードする製品をProduct IDでOffice Professional Plus for Office 365に指定、言語は日本語となるようにしています。
続いてsetup.exeをdownloadオプションで実行します。

> setup /download Configuration.xml

\\ML110G4\public\tmpディレクトリにOfficeディレクトリが作成され、その下にOfficeの実体がダウンロードされます。


ダウンロードが完了したらOffice Professional Plus for Office 365をインストールします。
インストールのconfigを設定するためのXMLファイル Configuration2.xml を作成しておきます。内容は下記のとおり。

<Configuration>
   <Add SourcePath="\\ML110G4\public\tmp" OfficeClientEdition="32">
    <Product ID="O365ProPlusRetail" >
     <Language ID="ja-jp" />
    </Product>
   </Add>
   <Display Level="Full" AcceptEULA="TRUE" />
</Configuration>

先ほどの Configuration.xml とほとんど同じですがDisplay Level="Full"でUIを表示させ、AcceptEULA="TRUE"でマイクロソフト ソフトウェア ライセンス条項を許諾して許諾を問うダイアログボックスを表示しない指定をしています。
インストールしたいマシンでsetup.exeを実行します。

> setup /configure Configuration2.xml

これでインストールが始まると思います。


最初の方にも書きましたが、これで使えたのがプレビュー版だったので、暇を見つけて正規版で同じような方法がとれないか探してみようと思います。
Product IDあたりをいじるといいのかなぁ…。