VMware Serverをインストールする

今回はGentoo Linux x86_64にVMware Server 2.0.2-203138のx86_64をインストールします。

あらかじめVMware Serverのバイナリイメージをダウンロードしておいて/usr/portage/distfilesにファイルをコピーしておきます。
VMware Serverはマスクされているので/etc/portage/package.keywordsにキーワードを追加しておく。

app-emulation/vmware-server ~amd64
app-emulation/vmware-vix ~amd64
app-emulation/vmware-modules ~amf64

次にemergeする

# emerge app-emulation/vmware-server
# emerge vmware-server --config

前者でVMware Serverをインストールして後者でライセンスを承認(するかどうかは自由ですが)したり設定をしたりします。
シリアル番号も要求されるので準備しておきます。
今回は/var/lib/vmware/Virtual Machinesに仮想マシンを配置することにしました。メモっておかないと忘れそうなので。

設定後、vmwareグループができているのでWeb UIでログインしたいユーザをvmwareグループに所属させておきます。
ブラウザからhttps://%IPアドレス%:8333でアクセスして後は仮想マシンを作ったり設定ができます。

今回はWindowsXPをインストールするための仮想マシンを作成しました。
WindowsマシンからアクセスするとWeb UIのConsoleタブから画面を見るためのプラグインをインストールできるのですが、今回はUbuntu上のChromeなのでプラグインが使えません。このまま仮想マシンの電源を入れても画面をみることができないのでvmxファイルに

RemoteDisplay.vnc.enabled = "TRUE"
RemoteDisplay.vnc.password = "%パスワード%"
RemoteDisplay.vnc.port = "5900"

と追記してVNCで接続できるようにしておきます。
ただしVNCの通信は暗号化されていないらしいので、できればリモートデスクトップなど別の画面転送手段を確立したら記述を削除しておいたほうがいいかもしれません。