自炊PDFをKindleで見やすくする

背表紙を切ってスキャンしたデータは余白が大きすぎてKindleでは読みにくいということで、各種公開されているスクリプトをいくつか使ってみたものの、うまく動かせなかったり文字が荒くなって帰って読みにくくなってしまったり。つまりウチではちゃんと動いてくれなかったのです。

どうしようかとググっていたところ、Adobe Acrobatに余白をトリミングしてくれる機能があるとを知りました。幸いAdobe Acrobatは電子申請で使うためにVer.7を持っていたり、会社で買ったScanSnapにVer.8がついていたのでこれはイケるかもしれないとチャレンジしました。

結果、バージョンによって若干違いがあるかもしれませんが、「文書」→「ページのトリミング」で設定が可能なようです。
ページに対して上下左右何ミリを余白として扱うことを設定すると指定された部分の外側は表示されなくなります。すべてのページに適用するだけではなく、ページ範囲を指定したり、奇数ページのみや偶数ページのみを指定することも可能です。
文庫などでは実際の文章部分がKindleの表示領域に近似した大きさなのでこの機能でトリミングするととても綺麗に表示されます。まさに紙に印刷された文字を読んでいるような感覚です。

技術がない人間はお金を出して解決するのですねorz
と言いつつ、スキャンは会社のScanSnapを使っています。買ったものの思ったように使うことができなかったということで放置されていたものです。会社的にもいいよという話だったので。
カッターマットもカッターも背中にステンレスの入った定規も会社にあるので自宅にある本を会社に持ってくれば自炊ができる生活です。ちゃんと休憩時間を使って。