玄箱Proを会社の自分用NASに

会社のWebサイトテスト、自分用データ保管庫、会社ファイルサーバの避難用に玄箱Proを会社に持って行きました。
そのままではHDD容量が足りないのでUSB外付けHDDを増設して容量を確保することに。早速USBポートに差し込んだらdmesgに下記のような内容が出ました。

usb 1-1: USB disconnect, address 2
usb 1-1: new high speed USB device using ehci_platform and address 3
scsi3 : SCSI emulation for USB Mass Storage devices
usb-storage: device found at 3
usb-storage: waiting for device to settle before scanning
  Vendor: WDC WD10  Model: EACS-22D6B0       Rev:     
  Type:   Direct-Access                      ANSI SCSI revision: 02
SCSI device sdb: 1953525168 512-byte hdwr sectors (1000205 MB)
sdb: assuming drive cache: write through
SCSI device sdb: 1953525168 512-byte hdwr sectors (1000205 MB)
sdb: assuming drive cache: write through
 sdb: sdb1
Attached scsi disk sdb at scsi3, channel 0, id 0, lun 0
Attached scsi generic sg1 at scsi3, channel 0, id 0, lun 0,  type 0
usb-storage: device scan complete

USB HDDはsdbとして認識され、今まで使用していたNTFSのパーティションはsdb1になっている模様。しかし/dev内にsdbとsdb1が出てこない。仕方ないので特殊ファイルを自作する

# mknod /dev/sdb b 8 16
# mknod /dev/sdb1 b 8 17

オプションとか数字はググった先にあったもので適当です。自分の環境で使う場合には気をつけましょう。

これで/dev/sdbと/dev/sdb1が作成されました。fdiskでpコマンドを使ったところちゃんとNTFSのパーティションが見えたので大丈夫かもしれません。
fdiskを使ってNTFSのパーティションを削除。そしてLinux用のパーティションを作成します。fdiskを抜ける前にパーティション情報を書き込むのを忘れて何度もやり直すハメになりました。
最後にファイルシステムを作成してマウントしてあげればOK

# mkfs.ext3 /dev/sdb1
# mount /dev/sdb1 /mnt/usbhdd

ところで、今までWindows Server 2003では事務用共有フォルダはアルファベットで、製図用共有フォルダは漢字で共有フォルダを作成していました。
新しく玄箱Proに増設したHDDに作成する共有フォルダも漢字で作成しなければいけなくなりました。今まで何も考えずに/etc/samba/smb.conf内のunix charsetをutf-8にしていましたが、このままだとsmb.confの共有ディレクトリ名で漢字を使用してWindowsから見た場合に文字化けしてくれるのでunix charsetをeuc-jpに変更してみました。
これでなんとか文字が化けずにちゃんと共有ディレクトリを見ることができました。
ファイルサーバに異常が起こった場合に、ファイルサーバをシャットダウンして手動ミラーしているマシンのIPアドレスをファイルサーバのものに変更してやるとパソコンの設定を変えずに全員が使えるのでこんなことになってました。

ああ、rsyncのテストやる前にこうなってしまった。別にrsyncでなくてもいいけど異なるマシンでファイルを同期させるようにしないとまた手動ミラーという悲しいことをしなければならない。